みどま通信

みどま通信 20年11月号より

前略 後略

 
いや~、いい季候になりました。肌寒さを感じながら秋の夜長に虫の音を聞いていると、心が洗われるというか、いいですね。それだけ今年の夏は暑かったせいでもあって、ホッとしている今日この頃です。皆さんお元気でお過ごしですか。  
   

店主のたわ言

 

 前回は店舗改装のことを書いたと思いますが、店じまいセール、オープンセールにはお出掛けいただけたでしょうか。お出掛けいただいた方には、心掛けたみどまのサプライズに気が付かれたでしょうか。それと、畳のいい香りもよかったですネ。店で開催したオープンセールでは本当にたくさんの方に出掛けていただき、嬉しい限りです。
 
それと同時に、何分にも商工会議所とは違い、駐車場が少ないのでご迷惑を掛けなければいいなと思っていました。それも何とか取り越し苦労だったみたいです。時間差来店にご協力いただき本当にありがとうございました。
 
さて今回は、オープンセールに発表させていただいたお正月のきもののPRをしたいと思います。チラシ、DMにも載せていたようにみどま創業の原点でもある、誰でも違和感なく着てもらえるお正月のきものです。最近はあまり提案することもなかったのですが、今回久しぶりに力を入れて提案しています。そのきものはどんなものかというと、次の3つの条件をクリアーしているものに限るということです。その条件とは、1つ目にいい柄で着てみたいと思えること。2つ目に自分で着られること。3つ目にすぐ着れること。(長襦袢や草履までついている)です。
 ほとんどの人(女の人)は、きものはいいなと思ってます。人の着ているのを見て、いいな、自分も着れたらいいなと思ってますが、しかしいざとなるとなかなかそういうきものを買う機会がないし、そういうきもの自体も少ないです。そんなことを想定して作りました。一度その目でご確認ください。どうか着ず嫌いでなく、思い切ってきものにチャレンジしてみて下さい。結果として、きもの好きになることを保証します。ホントッ!! (店主)

追伸)お陰様でオープン以来、あのお正月のきものは皆様に評判がよく、嬉しく思ってます。売れたらまたまた良い柄を仕入れようと思ってます。乞う、ご期待を!

   

オカミサンの独り言

 
朝の連続テレビ小説の『だんだん』を毎朝楽しみに見ております。京都の祇園に住んでいる方々の、普段に着ているきもの姿がたくさんでてきます。着付けも素晴らしくきれいで、とても勉強になります。
さて、またまた行ってきました。帯の前結びの教室です。前でお太鼓を作ってクルリと後ろに回す、あの帯び結びです。やる順序さえ覚えれば、それはそれは簡単にキレイに結べます。きものは着れるけど、帯がねえーと思っているあなたにピッタリです。一度お試しをしてみてはいかがですか?申込用紙はお店にあります。TELでもOKです。前もってTELいただければ、お店でデモも行います。もちろん初心者の着方教室もありますので、是非挑戦してみて下さい。
 
   

着方教室のご案内

 

みどまでは、きものにもっと慣れ親しんでいただけるように、着方教室を随時開催します。
みどまの着方教室は、1クラス4名程度の少人数制になっておりますので、レベルの違うお友だちや親子でもご一緒に学んでいただくことができます。

プログラム
●初心者コース 3,000円(計5回)
きものの着方、帯結びを学びます。
1回目 きもの・長襦袢の着方の練習とたたみ方
2回目 きもの・長襦袢、名古屋帯か袋帯の練習
3回目         〃
4回目         〃
5回目 復習
●前結びコース 1.500円(計3回)
前結びの一重太鼓か二重太鼓をじっくりまなべます。
●リターンコース 500円(1回)
各コース終了の方の復習です。

※各コースとも、ご自分のきものをお持ちの方は、ご持参下さい。お持ちでない方は、貸出もいたします。
※見学は無料にて、随時受け付けております。申し込み、お問い合わせは、営業担当者もしくはこちらまで TEL 0537-24-7071

※この教室のプログラムは、「ひとりで着れる」を目標としております。他人に着付けることや、コース終了後のお免状、看板などは発行しませんのでご了承ください。

 
   

スタッフのつぶやき

 

夏の暑さはどこへ行ったのやら・・・。大分涼しくなり、過ごしやすくなりました。山は赤や黄色に紅葉し始め、もうすっかり秋です。
早いもので、私がみどまに入って半年・・・。さすがに『☆新人☆です』とも言ってられなくなってきました。とは言うものの、何もかもが初めてで、一日が「あっ!」という間に過ぎてしまい、この半年を振り返ってみると、「あれっ?! 一体、何をしていたんだろう。」と反省することばかりです。
そんな私ですが、これだけは!といつも心掛けていることがあります。それは、「笑顔でいること!」毎朝「一日一語 幽石の言葉めくりカレンダー」を見ながら笑顔で頑張っています。
先日つま恋で行われた振袖の前撮り撮影会では、お客様の笑顔を見ながら、少しは思い出作りのお役に立てたような気がしました。これからも、みどまのきものを通して、お客様に少しでも喜んで頂けるような仕事をしていきたいと思います。
まだまだきものの種類、着付けなど覚えることは山ほどありますが、『笑顔と感謝の気持ち』を忘れず、一日一日を大切に、精一杯過ごしていきたいと思います。

住川弘美
   

チョットやくにたつ話

 

【これを押さえると、きものが違って見えるコツ】
 前回はちょっとカタイきものの話を書きましたが、今回も引き続きカタイきものの話をしたいと思います。
 
フォーマルのきもの、カジュアルのきもの、それに聞き慣れないソシアルのきものがあると言いましたが、今回は、そのフォーマルのきものについて考えてみたいと思います。
 
さて、フォーマルのきもの、つまり式服ってどんな種類があるか言えますか。そう、振袖なんかもフォーマルです。それに無地に附下、または訪問着に留袖、最後に喪服ですね。
こうやってみると、文字通り○○式とかいう改まったときに着るきものみたいですね。そして角度を変えて言うと、そういう改まったときに着るきものは、自分のためだけではなく、人のためのきものだとも言えます。例えば喪服。喪服を着ることは、参列していただける方々への敬意を表す、という意味があります。
また結婚式の留袖は、新郎又は新婦の母親というのがすぐ分かるのと同時に、出席していただけた方へのお披露目の気持ちを表します。お嬢様達の振袖姿、訪問着姿は、その結婚式のその場を華やかにするには最高の御祝いかなと思えます。
これを機会に、人生の節目に着るきものは人のためにもなる、と思って頂けたら幸いです。

 
店主
   

ショーバイ ショーバイ

 
と き: 11月28日(金)~12月1日(月)
午前10時~午後7時
最終日1日は午後5時まで
ところ: 掛川の宿 町家風みどま店舗
内容はナイショにしたいぐらいの、最初で最後になるかも知れない、超ビックリです。・・・何のことかよくわかりませんネ。ジュエリーコーナーもあります。新進ジュエリーデザイナー山崎藍子さんがきてくれます。一度彼女と話すとファンになりますよ!
 
と き: 12月6日(土)・7日(日)
午前10時~午後7時
ところ: みどま2階特設会場
チョット早いけど、ほぼすべてを見ていただける会です。
   

編集後記

 
今年もあと2ヶ月を切りました。世の中少々騒がしいですが、なんとかなるさ。どうせなら明るく楽しくやりましょう。では。次号の発行は、・・・・・・未定デス。  
 

2008.11.10