みどま通信

みどま通信 令和元年5月号より


 

前略・後略

 
ヤッホー 皆さん、お元気ですか? 花粉とPM2.5を除けばいい気候です。
家の前の田んぼに水が張られました。ある日蛙がやけに鳴くなあと思ったら、田んぼに水が張られたからだったのです。庭の、昨年植えられた柿の木も、新芽が一斉に出てきました。お茶の葉も結構出てます。この勢いに手伝ってもらって、今号も張り切って行きましょう! ・・・何処へ?

 
 

店主のつぶやき

 
 もう皆さん今号のみどま通信が変わったのはお気づきですね。そう、天然色になりました。別名カラー刷りです。
今までも決してケチでガリ版刷りでやってた訳ではありません。肩肘を張らないように、気軽さを重視してやってきたのです。しかし、写真を載せた時にはいかんせん少々寂しさは否めません。そこで今回は、創刊以来初めてのチャレンジで、カラーで刷ってみました。いかがでしょうか。次回はどうなるか分かりませんので、過度な期待はしないでください!
 
さて最近の出来事と言えば、… ユーキャンって知ってますか?よく新聞に、一面広告で出てます、昔懐かしい歌とかを10枚セットで29,800円、分割10回払いで、とかあるのです。結果私もよく買っていました。最近では、下重暁子さんの『もっと自由でいいじゃない』を買って聞いています。知ってますかね?元NHKアナウンサーで、今は自由人みたいなんです。それもそのはず、御年81歳とか!見えませんね!ハツラツとしています。
 
いくつかの話の中で「日本の伝統」というのがありました。日本には昔から受け継がれたよいものがたくさんある。しかし今の日本は使い捨ての世の中。それに対してヨーロッパは大事に直して使っていく文化だとか。見習いたいものだ、という話でした。
 
その中で下重さんは、骨董品が大好きだとか。私も骨董品大好き人間なのです。そういえばというか、みどまの店の中にも結構置いてあるでしょ!お気付きですか?その中でも私のお気に入りは、「帳場格子(ちょうばこうし)」です。機会があったら一度見てください。
また、日本の伝統と言えば、私の今集めている「社長のコレクション」なんですね!ひと言で言うと、「本物」です。
さきほどの81歳の下重さん、おばあさんのきものを直して着ているそうです。そして、まだまだ「歳だからという考えは持たずに」、50代、60代のつもりで自分の考えで自分のやりたいように仕事をして楽しんで生きてゆく、というお話でした。
私も大いに勇気づけられましたし、そうしてやれたらいいなと思う、今日この頃です。

みどま店主

 
 

オカミさんのひとり言

 ようやく春らしい日が続いてます。長い冬でしたね。
私は若い頃(50年位前)から健康(特に食べ物)に興味があり、健康食というものを毎日食べています。結婚前(40年以上前)は玄米を圧力釜で炊いていました。玄米以外に少しの大豆や小豆、ヒエ、アワも入れていた覚えがあります。現在は玄米を購入し、炊く直前に家の精米機で七分づきにして雑穀を数種類入れ、電気釜で炊いてます。便利になりました。
野菜は30年以上「らでぃっしゅぼーや」(自然の野菜を扱っている会社)より買ってましたが、最近は家族二人になり無駄が多くなったので、一年くらい前からやめました。
食品添加物は気を付けなければ知らないうちに体の中に入り、すこしずつ蓄積されていきます。レンジでチン食品は、手軽で美味しいですが、そこそこにしましょう。

店長

 
 

スタッフのつぶやき

 

みどま スタッフ 岡村


私の誕生日は4月です。平成もいよいよ終わりで令和という新しい元号に変わります。そうそうお札も新しくなるんですよね。
世の中が変わろうとしている中で、私の体調にも変化が・・・。最近「やる気スイッチ」が入るのが遅くなってきました。年齢かなぁと思いますが。気が付くと、何時間もソファーから動いていない。やらなきゃ~で、ようやく動き出す、お休みが終わる~~  となってしまいます。
自分にイライラすることもありますが、最近は、いいんじゃない  完ペキでなくても・・・とちょいと自分に優しく考えるようになった私です。
 

みどま スタッフ 鴨川


3月に主人と日帰りで奈良へ行きました。いつもひとり旅の私が、なぜ、主人と二人???お休みが一緒になったこともありますが、行きたいところが車の方が行きやすかったから。
20数年ぶりに、法隆寺へ行きたかったのです。建築物はもちろんですが、特に好きなのは、百済観音。いつ見ても、どこから見ても美しい。気持ちが透き通るようです。時間があったので、お隣の中宮寺、二年ぶりの東大寺も行きました。ちょうどこの日は3月11日。東北の震災の法要が始まるところでした。
京都も良いですが、私は奈良が好き。奈良の空気が好きなのかもしれません。今回は奈良公園をゆっくり回ることが出来ず… まあこれはまた趣味探求のひとり旅で再トライ!
 

みどま スタッフ 竹原


先日、妹と2回目の旅行に行ってきました。場所は下呂温泉。前回行った熱海よりは問題もなく順調に行くことが出来ました。
温泉街を散策して、温泉博物館という所に入りました。日本中の温泉と場所、温泉の種類や効能などいろいろ展示してあり、「今度は何処に行く?」と次回行く場所をなんとなく決めながら見て回りました。
その後合掌村に行き、昔の飛騨地方の生活文化などを見て、陶芸体験もしました。
簡単に見えて、とても難しかったです。私は湯飲みを作りました。出来上がりが楽しみ(^_^)/
食事は美味しいし、温泉は気持ちいいし、やっぱり温泉旅行はいいですね!!
また旅行に行ける様に、がんばって仕事をしなくっちゃ!!
 

みどま スタッフ 青鹿

初めまして。一月に入社しました、青鹿です。自分できものを着られたら楽しいだろうなと思ったのがきっかけで、入社してあっという間に3ケ月が過ぎました。
きもののことは教えるより教わることの方が多いと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
 

みどま スタッフ 石川


今年は桜がキレイだった、という感じがします。いつもの年よりたくさん見たかなあ。桜を見るためにどこかに出掛けるというのも久しぶりで、よく見ると、花もいろいろな種類がありそうでした。
夜桜なんかもいいかなあと、外に出てみようとしたけれど、思いのほか寒くて断念しました。そういう時は、桜餅で、昼間撮った写真を眺めるのもいいですよ。
 
 

箱根 バスツアー ご報告

 

みどま恒例の春のバスツアー 箱根へ行ってきました!

4月7日(日)のみどまのバスツアーは、天気も良く、渋滞もなくスムーズに箱根に到着!!
湯本富士屋ホテルのランチブッフェは本当に美味しくて、オシャレな料理もあり、ゆったり食事ができました。
沼津での海産物ショッピング、みんない~っぱいお土産を買って大満足の様子でした。もう一回行きたい、という声が多かったです。


次回は11月24日(日)を予定してます。まだ参加されたことのない方も、たくさんのご参加、待ってます。行先は東京?・・・検討中です。
 
 

きもの アッ そうなのか

 

いざ新潟へ

越後湯沢へむけて、東京駅から上越新幹線に乗りました。MAXとき号です。なんと2階建てで8車両、合計16両編成の数え方だということです。東京駅から乗ったときに、1階と2階への階段があり、私は迷わず下の席へ向かいました。
下の席は、そういえば天井が少し低いかな、という感じ。それよりも、びっくりしたのが、窓の縁がなんとプラットホームと同じ高さなのでした。ここに座ってマジマジ外を見ていて、もしスカートを履いた女性が通ったら、視線を外さなければならないなとバカなことも考えたりしましたが、そんな人は通らず、安堵しました。それだけ通常の電車よりは視線が低いことになるので、同じ乗るなら髙い席の方が見晴らしもいいし、気分もいいのかもしれません。
 

まずは、「十日町きものフェスタ2019」の会場に寄って…

さて、話を戻して、今回の旅の目的は、ズバリ、仕入れです。新潟へは昨年秋に社員研修で行ったのですが、私一人で十日町へ出かけるのは初めてです。昨年から試みている「社長のコレクション」の商品を見に行くことが目的です。
越後湯沢の長いトンネルを抜けると、そこには雪景色の山が見え、その後、ほくほく線に乗って十日町に到着。
まずは毎年行われている、「十日町きものフェスタ2019」という求評会(きゅうひょうかい)へ。十日町の「クロステン」という会場で行われていました。求評会ではメーカー各社が自慢の商品を出品しています。部門別で私も投票して、それからお目当てのメーカーさんに行くことにしました。
 

高三織物 「くるまや」さん 訪問

最初のメーカーさんは、昨年10月にみどまの研修で行った、小千谷の高三織物さん。通称「くるまや」さんです。社長と、婿さんに行った弟さんの二人が出迎えてくれました。楽しいきもの談義をさせてもらい、素晴らしい商品群の中から何点か吟味して仕入れました。皆様にもご紹介させていただきますので、楽しみにしていてください。
話の中で新しい知識として、「駒糸(こまいと)」なるものにチャレンジしておられると聞きました。それは、「玉糸」を右へ2000回撚り、その糸を数本合わせて逆に左へ1000回の撚りをかけ、一本の糸にしたもののことです。これだけ聞くと御召を思い浮かべるのですが、社長が熱く語っているのを聞くと、こちらも嬉しくなりました。

 

おだぎんさんと根啓さん

その次は、小千谷縮で音に聞いていた「おだぎん」さん(私の大好きな裂織の角帯のメーカー)、そして十日町紬の織屋さんの根啓(ねけい)さんを訪ねました。
根啓さんでは、社長と職人さんの根津さんから説明を受けました。ところが十日町なまりの言葉と、難しい専門の言葉で半分しか理解できず・・・。でも「高三織物」さん同様、熱くしゃべってもらって、同じきものを扱う者としてとても嬉しい気持ちになりました。そして名残惜しい十日町を後にしました。

研修を終えて感じることは、まだ今の日本にはこんな「本物」を作っている人や地方がたくさんあるということが、私としては鳥肌が立つほど嬉しいことです。そんな本物の商品を多くの人に紹介できることにワクワクします。 皆さんも楽しみにしてくださいネッ!


 
 

ショーバイ ショーバイ


 
 

和のいろは ご参加ください!


 
 

着方教室のご案内


 

出張着付けのご紹介


 

編集後記

カラー印刷だと写真がきれいですね!なんだか嬉しくなります。次回もどんどん写真を載せて… あ、次回は未定デシタ。ではでは、それも含めて次号をお楽しみに! では!
次号の発行は、…未定デス