みどま通信

みどま通信 23年2月号より

前略 後略

 

フォ~ッ!寒い、冷たい。でも、北国、というよりも、他のどこよりも暖かい静岡のこの地域で、寒くて大変だ、なんて言ったらバチが当たりそう。
いやでも春がそこまで来ているんだから、ホラッ春の足音が…でも寒い~!!皆さんこの寒さもこの不景気感も吹っ飛ばして元気に行きましょう!(何処へ?)

 
   

店主のたわ言

 

皆さま日ごろは本当にありがとうございます。みどまが今月の2月で満25周年になります。ついこの前に10周年で騒いだのにもう25年!歳もとるはずだ。ア~ア。で、今年はその25周年ということで、ガンガンやってゆきます。つい最近、25周年の皮切りでやった『きもの ザ バーゲン』、予想に反して?実にたくさんのお客様に来ていただきました。「売れて喜ぶべきか、悲しむべきか、それが問題だ」それぐらいの価格でした。売れてものが動くのはこの時代では文句なしにOKだ。それを自分に言い聞かせてやっています。

さて話は変わりますが、この前のサッカー観ましたか。最終決勝戦は夜の12時からスタートです。正直常日頃は、Jリーグを観る訳でもないし、オフサイドの意味も中学校の時に習ったぐらいの知識しかない私。松井の欠場も知りませんでした。香川と岡崎の区別も時にはあやしかったのです。そんな私も決勝を観て興奮しました。再三のゴールキーパー川島のファインプレーというか、運ばっかりというか、ハラハラドキドキでした。ついには延長戦での出来過ぎの長友のアシスト?。李の神業的な絵にかいたようなボレーシュート。思わず夜中に大声を出して走り出したのでした。実に力の入った、肩の凝った2時間少々でした。こんな感動と興奮をみどま、HuHuの商売にもあったらいいなと思う今日この頃です。チャンチャン。

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きもの★アッ、そうなのか!

 

今回で6回目になりました「きものアッそうなのか」いかがですか。少しでもきものに関心をもっていただいたり、きものがより好きになっていただけたでしょうか。もっともっと好きになったり興味を持ってもらうための極め付け、それは、前回は染(そめ)のきものでしたので、今回はそう、染(そめ)ときたら織(おり)ですよね。ピンと来ますか。

織(おり)のきもの。どんなものを思い浮かべたり、知ってますか。代表的なものは、そう大島紬、それに結城紬ですかね。織(おり)のきものはより奥が深く、挙げればきりがありません。また織(おり)のきものを一口で言えば「つむぎ」です。

先染・後染覚えてますか。織(おり)のきものはどちらでした?そう、先染のきものです。織る前、先に糸を染めて、染め上がった糸で織り上げます。

それになんとも味のあるもの、それが絣(かすり)です。想像できますか。思わず力が入りますし、ワクワクしてきます。素朴でザクッとしたのが一般的な紬です。私はこの風合いが大好きです。きものの原点は、こういった織(おり)のきものかなと思います。

さてさて、そんな織(おり)のきもの、紬の種類、どんなものがあるか思いつくとこで挙げてみます。どれだけ知っていますか。

まず北から、置賜(おいたま)紬、結城(ゆうき)紬、黄八丈(きはちじょう)、小千谷(おじや)縮(ちぢみ)、塩沢(しおざわ)、牛首(うしくび)紬、弓(ゆみ)浜(はま)絣(がすり)、久留米(くるめ)絣(がすり)、大島(おおしま)紬(つむぎ)、琉球(りゅうきゅう)絣(がすり)、花(はな)織(おり)、ざらっと代表的な織(おり)のものはこんなにあります。

その昔、琉球から千石(せんごく)船(ぶね)に積まれて山形県の最上川を上って船着き場だった長井まで運ばれて、置賜紬の一つの長井紬になったのです。それに展示会に米沢からよく来る吉田さんが扱っているのが、同じく置賜紬の一つである、米沢(よねざわ)紬(つむぎ)なのです。雪深さと上杉(うえすぎ)鷹山(ようざん)が思い浮かびます。言い出したらきりがないので、今回はここらで終わりにします。

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おかみさんのひとり言

 

今年の冬は寒かったですね。私はお陰様で出勤・帰宅の時しか外気にさらされることはほとんどありません。ありがたいことです。

私の主な仕事は、店内。雑用(?)が中心です。そんな中、きものの着方教室を楽しくやってます。今回第6期生が卒業です。お店の都合でお休みの週も多くあり、生徒さんたちにはご迷惑をおかけしております。初めてきものを着る方、昔ちょっと挑戦してみた方、ちょくちょく着ているけど後結びではうまくいかない方、皆さんそれぞれです。

10回で終了コースです。2時間私の号令に合わせて3本のゴム紐だけで長襦袢ときものを着たり、前結びをしたりの繰り返しです。自分一人でやることはなく、全て私の真似をしてもらいます。私と向き合ってお稽古をするので、右と左が分からなくなったりして…。物真似もなかなか大変ですね。初めの2回くらいはきもの初体験の方と、経験者と差はありますが、3回目くらいからは物真似ですからほとんど同じようについてきてくれます。家に帰って1人でできるかが勝負の分かれ道!やはりオシャレをしてお出掛けするのが上達の一番近道でしょうかねえ…?

今年こそ思い切って挑戦してみませんか!1人できものを着れるようになると、世界が広がりますヨ!きもの美人にレッツトライ!

   

スタッフのつぶやき

 

毎日仕事で外へ出ている私。日が長くなってきている、今に春がやってきている、と感じています。 (高橋)

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お正月、成人式も終わり、梅の便り、お花見の季節となり、楽しみですね。 今年も宜しくお願い致します。
(赤堀)

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最近、今話題のスマートフォンに代えました。前と違って操作がほとんど液晶で、なかなか思い通り行かないですが楽しいです。 (一翔)

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昨年の夏は猛暑、この冬は大寒波で今般にない豪雪。霧島連山の噴火、鳥インフルエンザなど、自然って本当に怖いですね。この夏の 天候が気になってしまいます。(弓桁)

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今年の冬は本当に寒く、インフルエンザも流行ってましたがいかがでしたでしょうか。私は風邪もひかず、元気に過ごしてますよ。 清々しい春が待ち遠しいですね。(寛二)

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今までも、これからも、『誠実である事』を 心掛けていきます。(-^□^-)
(伊藤)

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『カルピスとマッコリのお酒』これを考えた人・・・貴方は神だ☆☆ …というぐらいに ハマってます。(*´∀`)メチャウマ☆
(鈴木)

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チョットためになる話

 

ちょっとたしなむ人なら、お酒にまつわる失敗や笑い話の一つや二つはあるもの。なぜ、あんなに楽しくさせてくれるのでしょう。酒という奴は。ついつい飲み過ぎてしまうんです。もちろん、飲み過ぎは絶対よくありません。でも、どうせ飲むならお酒について本当のこと、知りたくありませんか?

<悪酔いするおつまみは?>
すきっ腹で酒を飲んではいけない、というのはなかば常識。となれば、おつまみで体を守るしかないが、とりあえずお腹にたまればよい、と考えるととんでもないことに。お酒と一緒に食べると悪酔いするものもあるからだ。
例えばおにぎり。体内に入った酒は、いったんアセトアルデヒドという毒性の強い物質に分解される。これが、頭をガンガンさせたり、心臓をドキドキさせる物質だ。おにぎりなどの糖質は、アセトアルデヒドを生成するスピードを早めてしまう。その結果体内にアセトアルデヒドがたまり、悪酔い状態になるのだ。体によいおつまみは、たんぱく質や脂質を含むもの。チーズなどは最良のおつまみだ。

<「百薬の長」となる酒量は?>
お酒が体によいか、悪いかは、その量によるらしい。データでも少量のお酒を毎日飲む人の方が、まったく飲まない人よりも死亡リスクが低いという。また、毎日の晩酌を楽しみにしていた人が元気で長生きした例も多いのだ。イーゾ、イーゾ!

<お酒の後、ラーメンが恋しくなるわけ>
実は、あの「ラーメン食べたい!」、には理由がある。お酒を飲むと血糖値が下がる。肝臓でアルコールを分解するときに、体内の糖分をエネルギーとして使うためだ。つまり、下がった血糖値を戻そうと、体が糖分を要求すると考えてよいだろう。甘党でもないのに、お酒の後に限って甘いものを食べたがる人もいるが、これも同じ理由。おつまみでの糖分は避けた方がよいが、飲酒後の糖分補給は必要なのだ。糖分補給が足りないと、体がだるい糖分不足型の二日酔いになることも。なお、頭がガンガンするのは、アセトアルデヒド型の二日酔いだ。

 
以上「ためしてガッテン」より。

 
   

きもので遊びに行く会

 

「きものを着て遊びに行く会」へのお誘い

と き 平成23年3月6日(日)
午前10時出発・午後6時帰着予定
行き先 国宝久能山東照宮と駿府博物館
会 費 6000円

久し振りのきもので遊びに行く会です。少々肌寒い駿府路をきものの美女軍団が・・・。貴女も美女軍団の中にお入りください。自信のある方?まあまあとりあえず参加してみようかなと思われる方、お電話下さい。営業担当又は、中嶋一翔(いっしょう)まで。

   

前結び着方教室

 
週1回 午前10時~12時
午後 6時~ 8時
の2コースあり
  10回5000円

前結びは、文字通り前で結んでクルリッ!です。今度の同窓会はきもの姿で。 4人以上でレッスン開講です。曜日はご相談に応じます。一度お問い合わせください。
TEL 24-7071(みどままで)

   

ショーバイ ショーバイ

 


今回は名古屋(私の出身地)の有力問屋さんに協力してもらって開催いたします。25周年の記念催事で、喜んで帰って頂けるようにいろんな企画を組みました。是非ともお出掛けください。
※稲葉尊(たか)治(はる)さんの「始まりの言葉」企画は一押しです。心に響くメッセ―ジを体験していただけます。予約が必要になりますので、お電話ください。

   

編集後記

 

毎回読んでいただき、ありがとうございます。今年は25周年の記念の年。きもの通信も気合を入れて!? ではまた次回に。次回の発行は、 未定です。

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2011.2