みどまの素顔

       
    みどまがどんな社長で、どうやって今日までやってきたかをお話したいと思います。
 まず、皆さんはきものと聞いてどんなイメージを描きますか。「素晴らしい」「きれい」「世界に誇れる民族衣裳」「着てみたい」・・・その反面「高い」「自分では着れない」「着た後が面倒」「後始末ができない」等々で、長所もあるし、それとはうらはらに短所もある。私達はたまたま呉服業界に足を突込み、そこで私達が考えてやったことをお話しします。その延長で、呉服の小売を始めることになったのですが、何分にもお金はない。知名度もない、店の歴史もない、信用もない、のないない尽くし。その中でやったことは、お客様の立場で考えてみよう(チョット格好、良すぎる?)としました。きものの長所はそのままにしておいて、短所の部分をカバーすれば何とかなるのではないかと。
 「高い」のはお陰様で、私はきもののメーカーにいましたので、問屋からは比較的安く入り 適正価格で販売ができます。
 次に「着れない」は着せてあげたら解決するだろうと。でもすぐにはできません。店長(家内です)が一から着付けの学校へ行って腕を磨きました。(最初の頃はお客様で少し犠牲になった方もあったかな。思い当たる方は、ゴメンナサイ。)
その次は「後始末ができない」それなら、後始末、すなわち、みどまでいうお手入れをしてあげたら、解決するだろうと。では誰がするって・・・そう社長の私しかいません。これも話せば長くなるが、苦労しました。今でこそ最新式のお手入れの機械が店にあるのですが、その当時は文字通りお金がないので、通販の乾湿両用の掃除機に、アミ戸の網を細工して、みどまオリジナル手入れ機を造りました。それでも結構、具合良くできました。それに比べると今ある機械はなんと性能がよくて使いやすいものでしょう。ありがたいものです。
 夫婦の弥次喜多道中であれやこれやとやっている間に、平成18年2月で満20年を迎えることができました。ヨカッタ、ヨカッタ
 
    (『きもの通信 NO.2』より)  
       
2006.11.17