みどま通信

みどま通信 令和3年3月号より

店主のつぶやき

ヤッホー、言うとこがないのでこちらで挨拶?

 今回はびっくりされたんでないですか?みどま通信がガラリ変わりました。思い起こせば平成12年から始まったみどま通信です。最初の号はすべて私が作りました。回を重ねること74回、古い割には少ないじゃないかと言われたら そうなんですが、お客様の「読んでるよ!」の言葉を支えに作ってきました。どちらかといえば社長と女将さんのカラーで、いいも悪いも関係なしに 一方的に続けてきました。
 ご存知かと思いますが 今期から岡村が店長になり、これから 店長を中心に店を若い?皆で運営していこうと 燃えています。まだご存じでない方には 改めて報告させていただくと同時に、新店長 岡村をお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。そして 今までの店長(女将さん)は文字通り 女将さんになりましたし、また 社長はそのままいますのでお間違いのないように お願い致します。
 さて これを機会に みどま通信も皆で作ろう!となりまして 新しい紙面になったということです。また 読まれましたら感想なんかを 聞かせていただくと、みどまのスタッフが喜びますのでお願いしたいです。
 最後に、懐かしい みどま通信第一号を載せておきます。これを知ってる方は どのくらいおられるか、興味があります。それでは これにて失礼いたします。
 次回の予定は …未定です。
みどま店主  中嶋 孝治

おかみさんの ひとり言

 今年の2月13日で私達二人で商売を始めて丸35年が過ぎました。その間、紆余曲折を超えて、何とかここまでたどり着きました。今年一年でみどまはまたまたひと皮むけて、変わります。新店長:岡村さんを中心に、店内の事はほとんど任せました。(ヤレヤレ!)社長と私は奥の院でひっそりとしております。(窓際族みたい?)
 社員、パートさん、それぞれ目を見張る頑張りで、心から感謝しております。私は良い人達に囲まれて、本当に幸せです。ありがとう ♡
女将  中嶋 紀代子

「店長」になりました!

岡村が新店長になり、そのお披露目の会、店長就任記念展(令和3年 3/19~22))を開催しました。

 たくさんの方に足をお運び頂きまして、社長、女将さんを始め、社員一同お礼申し上げます。
 去年より世の中が大きく変わり、現在も変革が続いております。人は知恵を持っているがゆえ、変化をしながら立ち向かうことができ、立ち止まらず前に進んで行くことができます。
 みどまは古き良きことを皆様に提案し続け、新しいことを取り入れて今をもっともっと楽しんで頂けるよう、そして頼りになる店作りに努力して行きますので、宜しくお願い致します。  岡村

みどま歳時記

■内容■

  • ①着物の小物のコーディネイトのコツ 「帯締め・帯揚げ、いつも同じになっちゃう…」を脱出しよう!
  • ②ちょっと知りたい 着物の知識

同じお着物・帯でも、小物によって全体の表情がグッ!と変わります。着用の季節によって色目を変えるのもいいですね。衿元や帯周りの小物たちにこだわって、オシャレの幅を広げていきましょう。

■まとめ■ 小物のコーディネイトのコツは・・・

  • 色 着物や帯に使われている色目の中から、小物をチョイスしましょう。
  • カジュアルシーンでの装いでは、遊び心のある帯〆・帯揚でアクセントを持たせましょう。
  • フォーマルシーンでの装いでは、重ね衿・帯締め・帯揚のうち2点は、同系色の色目で揃えましょう。

みどま 見たい! 知りたい!

伊勢型紙の世界

■基礎知識■

歴史 伊勢型紙が作られているのは伊勢市から車で1時間半の鈴鹿市の白子町と寺家町。伊勢型紙の歴史はおよそ1200年前。室町時代 応仁の乱で京都から逃げ延びてきた型紙職人がこの地に住むようになったという説が有力。

彫方 突彫、錐堀、道具彫、縞彫

文様 歴史から生み出された伝統ある柄、武家の裃に由来する柄、洒落や遊び心でできた柄、近代の新しい感覚の柄があり、長寿や厄除け等の文様一つ一つに意味がある。

みどまご案内