みどま通信

みどま通信 19年7月号より

前略 後略

 
皆さ~ん、お元気ですか。毎日新鮮に、楽しくお過ごしですか。
さて、ついに行ってきました。世界遺産アンコールワットへ。ご一緒させていただいた方、お疲れ様でした。暑かったけど、よかったですね。そうそう、秋(10月)には国内旅行を計画しておりますので、皆様も一緒に行きましょう。
 
   

店主のたわ言

 

行ってきました、行ってきました。あの世界遺産アンコールワットへ。5月の連休明け、5日間行ってきました。もちろんお客様とです。ところで、アンコールワットはどこの国にあるかご存じですか。・・・そうそう、カンボジアですよねぇ~。ところが私は、行くまで東南アジアは知っていても、具体的に指が指せませんでした。ヨーロッパなら詳しいんですが?
話は戻って、アンコールワットはカンボジアのシェムリアップという街にあるんです。日本から直行便はないので、べトナムとかシンガポールを経由して行きます。我々はタイ・バンコック経由で入りました。いつもの海外旅行(本当は2回しか行ったことがないのですが)は、JTBの添乗員がついていってくれるのですが、今回はいない。じゃあ、誰が添乗員の代わりを?そう、それは勿論社長、あなたです。現地にはガイドさんがいるのでセントレアからシェムリアップまでの飛行機の中だけです。普通なら、出国と入国の手続きだけなのですが、先程言いましたように、バンコック経由なのです。最近できた、世界一大きいスワンナプーム空港で飛行機を乗り換え、アンコールワットのあるシェムリアップを目指します。降りた場所と乗る場所が違うわけです。広い空港、迷ったらダメだと平静な顔をして必死で探し、無事チェックイン終了。なんとかシェムリアップへ着きました。現地には、1月の下見の時世話になったカンボジア人のロンさんと再会。ホッとしたのを覚えています。暑かったけれど、立派な遺跡でした。みなさんも一度は行ってみて下さい。

 
   

オカミサンの独り言

 
ここ数年間ほとんど毎日朝の連続テレビ小説を見ています。今は「どんと晴れ」ですね。地方色豊かで、俳優さん達がとても上手に方言を使っていて、暖かみがあっていいなあと感じて見ております。きっとその地元の人たちが聞いたら、いまいちしっくりこないアクセントや言い回しだと思いますが、全く知らない私達にはそれをかんじさせていません。
ここ遠州地区の方言も、なかなかのものです。標準語を話しているような気になってますが、イヤイヤどうして・・・。私は方言大好き人間です。できるだけ、仕事でお客様と話をするときも、方言丸出しで会話をしたいと思ってます。その方が、話す方も聞く方も、すっとお互いが溶け込める気がするからです。よそ行きの言葉を使ってもすぐバレてしまいます。みどまにお見えになるときは、気楽に方言丸出しでお話をしましょうネ。
   

スタッフのつぶやき

 

 「お誕生日おめでとう」の言葉を添えた短い文と一緒に中学生に入った頃から7月生まれの私への母からの誕生日プレゼントは、ゆかたでした。それから毎年私が成人近くなるまでゆかたをプレゼントしてくれました。
  母が仕立ててくれた浴衣、近所のおばさんが仕立ててくれた浴衣、呉服屋さんで反物を買ってきてくれて、どっちがいい?と迷いながら決めた浴衣、既製品で素敵なバラの花が気に入った浴衣、私はどれもこれも嬉しくて、毎年自分の誕生日が近づくとわくわくそわそわしていたものでした。
  プレゼントを手にすると、頭の中は町内の盆踊り大会や、○○花火大会はいつだろうと日程が気になり、友達と計画したり出掛けたりとホントあの頃は楽しかったなぁ~。当日は、母に着付けてもらい、慣れない下駄や帯のきつさをがまんしながらも、楽しんで満足して浴衣を着ている自分がうれしくて走りにくいのを承知であちこちとしていたのを今も思い出します。
  いつか私も母親になったら娘に浴衣を――と思うようになって母からのプレゼントをたんすに大切に納めていました。しかし、私に授かったのは息子でした。
  母の導きもあったせいか、自分で浴衣を着て出掛けるようになったり、こうして呉服屋さんにお世話になっているのかと思います。
  近頃みどま店内も、親子、OL、男同士、カップルの方と、浴衣を求めて来て下さるお客様が大勢見えて下さいます。
  一緒に浴衣を選んだり、お気に入りの帯が見つかったり、下駄や巾着と揃っていく中で、お客様の顔が笑顔になっていくことがとってもうれしいです。着姿を見てみたいなあ~とか、ばったりどこかで会えたら声かけちゃうだろうなあ~とか一人思ったりしてます。いつかゆかたと一緒にみどまも思い出して下さったら最高ですね。そして、私のことも少しだけ。
  ところで、私金原は、お手入れ中心の仕事をしているので、毎日の様にすてきなきもの、美しい柄、色を眼にすることができるのです。高価で大切な、お預かりしているきものですから、緊張しますが、眼の前にきれいな柄、色が広がるので胸がきゅーとなったり癒されたりします。感謝です。
  また、母と一緒に出掛けた振袖の展示会。私の担当は“和田さん”という女性の方でした。慣れない雰囲気の中、初めて会う私に“千恵子さん”と何度も優しく声を掛けて下さって私の気持ちをほぐしてくれた方でした。“和田さんどうしているかなあ~”
  心が満たされた思い出っていいですよね。何十年経っても何かの支えになってくれたり、励ましになってくれたりするから。
  今回私は浴衣と振袖を通して○十年前を振り返ってみました。そして今いる自分の位置を再確認しました。
  最後に皆様へ。自分の着物姿、いっぱ~い写真に残してくださいね。

金原
   

チョットやくにたつ話

 

今回のテーマ:除湿
梅雨時や秋の長雨、いやですねぇ。家の中がジメジメしてくるし、洗濯物は乾かないし・・・。それからカビやダニ。湿気が多いととたんに元気になる奴らです。除湿剤も使ってみましたが、果たして効果があるのかどうか。何とか快適に暮らす方法はないものでしょうか。

<湿度とは>
空気中に水分がどれくらい含まれているかを示す数値。湿度100%は空気中の水蒸気の量が限界に達して水滴が出来始める状態。人間にとって快適な湿度は一般に50%ぐらいで、70%を越えると不快に感じる。

<湿度とカビ・ダニの関係>
ほとんどのカビは湿度65%以下の環境では成長しない。また、ダニは湿度を下げていくと体から水分が奪われペチャンコになる。しかし、2~3日は死なず、湿度が60~65%以上になる元気に活動を開始する。カビもダニも湿度65%がボーダーライン。

<家の中を除湿するには>
一日中閉め切った部屋に帰ってくるとジメジメっ。なんとか除湿したい。昼間留守になるお宅では、朝食の仕度のときに30分、夕方帰宅したときに30分、台所の換気扇を回し、離れた窓を開けておくとよい。(※外の湿度が高くなる夜に換気すると逆効果になるので注意)

どうやら換気扇と扇風機をうまく使うと効果的みたい。以上、ためしてガッテンよりでした。

   

ショーバイ ショーバイ

 
  一年に一度紋付(もんつき-喪服)とパール等々の
紹介キャンペーンです。暑いときですが店の者の熱い話に少々耳を貸して下さい。
 
タイトル通り、ワクワクするお楽しみと商品でお待ちしてます。
※今回も?今回は特に社長の好きなものばかり集めました。お楽しみに。
※今回の合い言葉
「君はバケツを忘れていないか?」です。

 
   

夏休みのお知らせ

 
7月31(火)~8月3日(金)は 勝手ながら店はお休みとさせていただきます。
   

編集後記

 
まだまだ暑い日が続きますが、お元気にお過ごし下さい。
9月には会場でお会いしたいと思います。では。
次回の発行は、      未定デス。それではまた。K.N.
 

2007.7.11