みどま通信
みどま通信 22年5月号より
前略 後略 |
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ヤッホー、いかがお過ごしですか。さわやかな日が続いております。ホラホラ聞こえるでしょ、鳥のさえずりと、草の伸びる音が。ゾオッ! 草とは別に、このさわやかさを感じながら、毎日過ごしたいものです。さあ、今号もハリキッテ行きましょう!(何処へ?) |
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店主のたわ言 |
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またまたのご無沙汰でした。前回は、聞きたくもないオジさん達の同窓会の話でした。 オジさんと言ってもほとんどが呉服店の店主です。少々ユニークなメンバーなんですが、商売に関しては、形態は違えど、私を除いて結構優秀な人たちです。 さてその会議が終わって、いつもの一杯飲む会でのことです。会の中の長老(私ではない)が、飲み過ぎてひっくり返って頭を打ち、血が出ました。これは大変だと大事をとって救急車を呼び、近くの病院へ。仲間の2人が付き添いで救急車の中へ。酔っ払っているのにやけに神妙な顔をして付き添っていたのが印象的でした。 救急車のドアが閉まっても、応急処置をしているのか、すぐに動きません。すると、外の1人が、「記念写真を撮るか」。その声で、「そうだそうだ」と何と、救急車の前で記念撮影!?そのみんなの嬉しそうな顔ったりゃありゃしない。恐ろしいオジさん達でした。チャンチャン。 追伸)その後ですが、病院へ行って処置をしてもらい、無事に家へ帰られたことをお伝えしておきます。 追伸の追伸)事件のあった例会の次の例会の後に、救急車で運ばれた人を交えて快気祝?でまた奇声をあげて盛り上がりました。恐ろしきかなオジさん達でした。 |
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きもの★アッ、そうなのか! |
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エッヘン。3回目になりました。このコーナー。前回は覚えていますか?染と織、先染、後染のきもの。何か、ややこしかったのを覚えていますね。まっそんなものだ、ぐらいで知っておいてください。 さて、織のきものの代表の紬、その中でもよく聞く大島紬と結城紬でしたよね。最近たまたまその結城紬の説明を聞きましたので、要点を抜粋してお伝えしたいと思います。 まず、結城紬の一番の特徴は、…何だと思います?それは、糸を撚(よ)ってないことです。普通織物の糸は、ちりめんの生地とか他の全国の紬とか織物はすべて撚(よ)ってあります。いわゆる撚糸(ねんし)です。では撚(よ)ってないとどんなメリットがあるのか。それは、空気が中に含まれて、軽くて暖かいのが最大の特徴です。じゃあ、夏は暑くて着れないの?安心してください。合いのきもので、結城ちぢみがあります。 そんな結城紬、想像できますか?またお持ちの方は、そんなつもりで着てみてください。無地の結城から無形文化財の結城まで、幅広い価格帯があります。みどまは、結城本来の着心地を損なうことなく、少々合理化して作った比較的買い易い結城をお勧めしております。また機会があったら手にとって見てください。(以上) |
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スタッフのつぶやき その2 |
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今年の1月に娘が成人式を迎え、わが娘ながら別人か?と思うぐらいとても綺麗な振袖姿に感動しました。二十歳までなんとか元気に育ってくれたことに感謝しながら、すごく嬉しそうで幸せそうな振袖姿を見たときに「あ~やっぱりきものっていいな」って改めて思いました。自分の振袖や、嫁ぐ時に両親に作ってもらったきものの大切さに気付かされました。 そんな時にみどまへ入社できて、あっという間に1ヶ月が経ちました。そんな中で、地図を片手にお宅訪問が始まり、たくさんのお客様と会っていろんな話ができるのが大好きな私にとっては、ワクワクが70%、不安が30%だけど、いざ出掛けてみると…地図の難しいこと!!道がつながらず、迷路に迷いこんだのカナ?と思うくらい同じ道をグルグル…。車の中で1人で薄笑いを浮かべています。(気持ち悪い!) これから振袖の展示会とかいろいろな企画がたくさんある中で、より多くの皆様と楽しくお付き合いをさせて頂きながら、少しでも役に立って喜んでいただけるようなお手伝いを心掛けていきますので、どうぞよろしくお願いします。 –感動をありがとう?- |
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杉田 恵子 |
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おかみさんのひとりごと |
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昨年の春まで、縁あって掛川のあるバトミントンのサークルに月2回くらい、15年間くらい仲間に入れていただき、遊んでました。生まれて初めて運動したのが30代後半のバトミントン。室内でかなりの運動量!日焼けを気にすることなしに思いっきりでき、ストレス解消、運動不足解消には最適でした。 ところが最近は、私も含め仲間たちも歳を重ね、ケガを心配するようになりました。足や腕のケガでお休みをする人も増え、私にとって他人事ではなくなりました。アキレス腱を切ったり、骨折をしたら仕事に影響を及ぼすことが頭にチラチラ。今まで一度もケガがなかったのが不思議なくらいです。そこで思い切ってサークルに別れを告げることを決意! さて次に何の運動をしよう?学生時代は全く運動しなかったから、何をやっても超初心者。ところがあるきっかけで、そうだ水泳をやってみよう!と思い立ちました。小学校・中学校・高校とプールもなく、今まで泳いだ記憶はありません。その私が50代後半に何と無謀な挑戦です。 生まれて初めて入る水の中!バクバクドキドキでした。ゴーグルで目をしっかり覆い、水着姿の恥ずかしさも何のその。コーチの言われる通りやったら水面にプカリ。びっくりです。浮きました。 目を開けてまたまた水色のきれいなプールの底にびっくり。泳ぐって息を止めるんですヨネ。それにもびっくり。だって今までレントゲンの時以外息を止めたことがありません。 去年の7月から始めた水泳も、月数回でも上達するものですネ。今ではクロール、背泳、平泳ぎは25mならスイスイ(???)です。次の目標は500mスイスイです。いつのことやら…。25m泳いでゼイゼイハアハアでは。 もうケガの心配とはお別れしました。 |
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ショーバイ ショーバイ |
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編集後記 |
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今回は、「きもの アッそうなのか」の中で結城紬に触れました。きもの通信の名に恥じない内容になってきたかな?! |
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2010.5 |